初心者の覚え書き【宝塚】

宝塚はじめました。

にわかのつぶやき

ダメ押しの一作【ポーの一族】

もうだいぶ時が経ってしまいましたが、先日花組ポーの一族』の東京公演千秋楽を観に行ってきました。

当然ライブビューイングでございます。

幸いなことに劇場でも2回観ることができましたので、記憶をたぐりよせつつ拙いながらも感想を残しておきたいと思います。

 

そもそもこの公演の存在を知ったのは去年の11月に宙組を観に行った時のことでした。

 

nacky-new.hatenablog.com

 

宙組を観劇した翌日から私は『ポーの一族』のチケットを取るために奔走しはじめました。

にわか宝塚ファンの私でしたが、なんとなくこの公演、チケットが取れなさそうな予感がしたのです。

そして何も考えずにとりあえずすぐ友の会に入りました。

(友の会はあまり当たらない、特に東京は当たらない、という衝撃の事実を知ったのは会員証が届いてからでしたが…涙)

友の会の抽選はまだ先だったので他にチケットが手に入るところはないかと探しました。いろいろ調べてみると11月の時点ですでに先行販売が終わってるものがあったりして、完全に乗り遅れたのでは?と少し焦りを感じていました。

 

そんなふうに探している中ですごく強く感じたことがあります。

やっぱり宝塚は西が本場である、ということ。

当たり前のことなんですけど、すごく思い知らされたというか…。

私は都内在住なのでそれまでヲタク事に関してはあまり不便さを感じたことがありませんでした。かつてAKBヲタでありましたが握手会は幕張メッセが東京ビックサイトかパシフィコ横浜でしたし、劇場は秋葉原にあり、メンバーが個々にやる舞台だって東京公演がないということはまずありえない。

しかし宝塚は兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場が基本なのです。

宝塚のチケット、いろいろなところから招待券が出ていたりします。ネットで検索するとそういうのをけっこう見つけるのですが、ことごとく宝塚大劇場の公演ばかり…。

さすがに大劇場の方まで遠征するところまでハマっていなかったので、「くっそぉ、またあっちか!!」と何度嘆いたことか…。
なんで私は東京に住んでいるんだろう?なんて一瞬思ったりもしましたが。

でもそんなこと考えてもしかたないので応募できるものは片っ端から応募しました。

 

結局のところJCBチケットとe+の貸切で、2回分チケットを取ることができました。

その後ためしに友の会で申し込んでみましたが当然のように落選でしたあぁ!笑

しかし私はにわかファンです。1回観られればいいくらい気持ちだったので、正直2回分取れてしまって逆にビビっていました。

 

もし面白くなかったらどうしよう…

そんなものを2回観る羽目になってしまうかもしれない…

1回で良かったのでは?

お金の無駄だったかも??

 

そんな余計な心配をしてしまったがために、その後のもろもろの先行抽選や先着などは見送ってしまったのです。

 

バカかと!

私はなんてバカなのかと!

 

今思えばそれらのすべてに参戦しておき、たとえ出費がかさんだとしてももう少しチケットを手に入れておくべきだったと激しく後悔しています。

「面白くなかったらどうしよう」とか「1回でいいんじゃないのか」と考えていたあの頃の私を今からでもいいから殴りに行きたい。

ぐーで殴りたい。2回殴りたい。

それくらい『ポーの一族』は素晴らしい舞台だったのです。

はっきり言って2回じゃ足りなかった…

 

 

そんな『ポーの一族』ですが、まず2月17日にe+の貸切公演に行きました。

席は2階2列目のセンターブロック!!

 

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上から舞台全体を見下ろせる、とてもみやすい席でした。

男爵とシーラの婚約式にエドガーが後ろの方からちょこちょこと忍び込んでくる様子がよく見えて、なんだか可愛らしくてずっと目で追ってました。

舞台セットの転換もたくさんあって、2階からだとそれがすごくよく見えて面白かったです。

 

2階であることの恩恵をもっとも受けたのは、なんといっても最後のほうでエドガーとアランがクレーンに乗って歌うところ!

目の前っすよ。

明日海りおさんと柚香光さんが私(別に私だけではない)の目の前をふわふわと行ったり来たりしながら歌っているんすよっっ!

ここぞとばかりに御二方の御尊顔をじっくり拝まさせていただきました(普段使わない言葉だから、日本語これで合ってるのか?笑)

これ2階席の方が当たりじゃね!?ってくらいテンションあがりました。

とはいえやはり2階ですからね、オペラグラス借りればよかったなとちょっと後悔しましたけれども。

 

この1回目を観たときにけっこう印象に残ったのは明日海さんの演技力。

バンパネラになる前のエドガーの純粋で無邪気な感じと、バンパネラになってしまった後の老成・達観した感じ。それをなんてことないようにすっと演じ分けている明日海さんがすごいなと。

とはいえ明日海さんの演技を観るのはもちろん初めてなので、これくらいの演じ分けは朝飯前ってくらいに演技が上手い方で、ファンの方からすれば何をいまさらって感じなのかもしれませんが…笑

あと、エドガーの走る姿がなんだかかわいい♪

エドガーがかわいいのか明日海さんの走る姿がかわいいのか、ちょっと判断できかねますが…)

 

とりあえず観終わったあとは、

 

ヤバい! ポーの一族ヤバい!

 

という語彙のない感想しか口にできませんでした。

本当に圧倒されました。全てに圧倒された。

登場人物の再現度の高さと美しさは言うまでもなく、素晴らしい衣装、明日海さんのあの細い体のどこから出てくるのかと不思議になる力強くもせつない歌声、一度聴いたら離れないメロディー、きれいにまとめられたストーリー(ユーシスのくだりは「ん?」って感じだったけど…)。

観終わって劇場を出て、またすぐに観たくなる。

そんな作品でした。

そんな作品、初めて出会った。

 

次に観に行ったのは3月のあたまくらい。

9列目の下手の方でした。

  

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 けっこう端に近かったので上手の方が観づらかったです。

でも9列目なので銀橋に来てくれると顔がよく見えました。

明日海エドガーも柚香アランも仙名シーラもみんなきれいでガン見です(笑)

瀬戸男爵も鳳月クリフォードも水美バイクも目が離せないくらいかっけぇ!! 

 

2回目の観劇で印象に残ったのはエドガーがセントウィンザーに転校してきて、クラスメイトたちがエドガーにちょっかい出してガラスに突っ込んで怪我をするくだり。

柚香光さん演じるアランがその様子を見ながら、「え、どうしよ。ちょ、そこまでしなくてもいいんじゃね? いや、でも、うん…まぁいいか、いやいや、でもなぁ」みたいな感じでそわそわして止めるのを躊躇している姿(実際はそういう感情ではないのかもしれないですけど…)がなんだかすごく好きで、ずっと柚香さんの姿を見ていました。

 

あとはマーゴットを演じた城妃美伶さん、演技上手いなぁと。

後から知ったんですけど、彼女はパレードの始まりに歌をうたう「エトワール」だったんですね。お恥ずかしながら「エトワール」というものを今回初めて知りまして、宝塚初心者の私は知らないことが多すぎて、日々新たな知識を少しずつ得ているしだいです。

エトワールをやるってことは、つまり城妃美伶さんは歌が上手いということですよね。演技も上手だし、いずれ娘役のトップになるんでしょうか?

でもメリーベル役の華優希さんも可愛いし、『はいからさんが通る』で柚香光さんのお相手役だったから彼女がなるのかなぁなんて思ったり…

 

 そういえば私の前に座っていたおばさまが水美舞斗さんがこちらに来るたびにオペラを上げていたので、あぁこの方は水美舞斗さんのファンなのね、なんて思いながら見ていましたが…

メガネ姿のバイク・ブラウン。めちゃくちゃイケメンですよねぇ。

水美舞斗さん、ものっすごいイケメン。

鼻筋がすっと通っているし、舞台映えする顔立ち。

私はどちらかというと男役娘役問わず、可愛い女子を探したいと思っちゃう人間なので、男役の男性的な部分にハッとすることはあまりないんですが(それじゃ宝塚を観る意味ないんじゃね?と思われるかもしれないですけど…。うん、確かに!笑)、水美舞斗さんのバイク・ブラウンに関しては、まじイケメンこいつまじイケメンすぎ、と目が釘付けになりました。

そんな水美さんですが、フィナーレの時にえらくきれいなウインク♪を繰り出しているのを目撃してしまったのです。

あーありゃファンの方はハートをグッと鷲づかみされて即死状態だよな、おばさま生きてる? 前の席のおばさま生きてる? 大丈夫? と心配してしまうくらいの素晴らしいウインクでした。

 

え、なんだか私、水美舞斗さんのことが好きみたいになってる?(笑)

そうですねぇ。けっこう気になる方のひとりとなっております。

 

この作品で花組の方たちをだいぶ覚えました。

今一番顔と名前が一致するのが花組です。

だからというのもあり、今は花組が一番好きです(当然と言えば当然ですね…)。

 

明日海りおさんと柚香光さんがいる花組で『ポーの一族』という作品が上演され、同じ時代を生きてちょうどタイミングよく宝塚に興味を抱いたおかげでこれを観ることができたのは、本当にラッキーとしか言いようがないなと思っています。

どう考えても、再演は難しいでしょ?

この一作で、私は完全に宝塚というに落ちたみたいです。

 

そして私が今一番好きなのは仙名彩世さんです。

(…ここまで全然仙名彩世さんについて語ってないのに唐突に告白して終わる)