彼女の弊害に気づいた話。
これまでに何度か書いているのだけれど、私には特にご贔屓の方がいるわけではありません。そして2017年末からのド新規です。
スカイステージには未だ入っていないし、雑誌もごくたまにグラフを買うくらい。入ってくる情報が希薄だからか、単に熱量が足りないだけなのか、宝塚の方々の顔と名前が全然わからないのです。
基本的に私が彼女たちのことを覚えるのは観劇を通じてとなります。観劇以外の私のツールはカフェブレイク。もしくはたまにBSプレミアムで放送される公演の模様。これだけです。
これまでに観劇したのは片手で数えるほど。その都度、すでに知っていた方の他に3人くらいは新たな方を覚えてきました。遅いですよねぁ。少ないですよねぇ。
こんなふうに亀のような歩みではあるけれど、熱しやすく冷めやすい私にはそのくらいの方が【知る楽しみ】を長く保てるからちょうどよいと思っています。
現在宙組公演をやっているので、今回も徐々に名前と顔を覚えていこうと考えていました。
公演が始まる前までに把握していたのは、真風さん星風さん芹香さん愛月さん桜木さん澄輝さん和希さん。あと組長。それに加えてもしかしたら蒼羽さんはわかるかもしれない、というくらい。できればここから先に踏み込みたいところでした。
特にルサファ蒼羽さんは今回で確定しておきたかったし、新人公演でカイルとラムセスを演じる鷹翔千空さんと優希しおんさんはぜひ覚えておきたかった。
でもそんな私の野望は見事に打ち砕かれてしまったのです。
2回観に行ったのに蒼羽さんさえ確定できていない始末。
なぜなら、私のオペラグラスがラムセスから動かないから。
もうすでに知っている芹香斗亜さんからオペラを離さないかぎり、これ以上宙組の方たちを覚えることはできません。
芹香斗亜さんがそれを食い止めています。あろうことか、2番手がそれを遮っているのです。
芹香さんの魅力に気づいたのはよいことだけれど、これはけっこう弊害となっています。
とても困っています。
ここは一度ラムセスを犠牲にして他の方を見るべきなのでしょうが、どうせなら好きなものを観たいからこれはゆずれない。悩ましい。
Blu-rayが出たらそれで学習するしかないのか…
うん。いい加減、もう芹香斗亜さんネタはやめよう。うざいな、私。
でも覚えられてないのは事実。新たに覚えた人ひとりもいないんだけど、これはどうしたことか?
花組のポーの一族の時も、月組のカンパニーの時も、そこそこわかる人を増やしていったのに、、、
そんな体たらくな自分にとても驚いている。