初心者の覚え書き【宝塚】

宝塚はじめました。

にわかのつぶやき

ひたすら鳳月杏さん演じる松倉勝家を見ていた~『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』

先日宝塚大劇場花組『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』を見に行ってきました。

 

kageki.hankyu.co.jp

 

 

いわゆる遠征というやつです。とうとう私も宝塚大劇場に足を踏み入れました!! これで「ムラ」って言えるようになりました。さすがに行ったこともないのに「ムラ」なんて恥ずかしくて言えやしないよって思っていたので。

 

メサイアの前日は梅田芸術劇場宙組の『WEST SIDE STORY』を見に行っていました。これはまた別の機会に書け、たらいいなぁと思います。

 

私が行ったのはちょうど7月30、31日で、なんと東京での巴里祭の日程とまるかぶりでした!

私は芹香斗亜さんが好きなので「なんということだ!」と嘆きたくなりましたけど、これはもうしかたない。

WSSのチケットを取ったのがなんせ4月頭で、その時には仕事のスケジュールを見て月火で遠征できそうだなとすでに心に決めていたし、私が芹香斗亜さんの落とし穴にハマったのは5月半ばだったし、にわか者だから巴里祭なんてポスターが出た時に知ったくらいで、それが何なのかもよくわからんかった。

こんなツイートしちゃってるくらいの不届き者具合…

 

 

ワカメって!! 本当に申し訳ないです。このツイートをした約10日後にはそんなワカメさんにどハマリしてるんだから、人生何が起こるかわからないですよホントに。

巴里祭についてはみなさんのツイートを見て想像してホテルでニヤニヤしてました。

  

 

メサイアの話に戻ります。

今回の席は6列目の最上手。はしっこです。下手が遠いですけど、花道も銀橋も近くて私としてはかなりテンションのあがる席でした。

こちらの劇場は東京宝塚劇場と違って花道との距離が驚くほどに近いですね。

東京だと通路を2人並んで歩けるけど、宝塚の方は1人じゃないと歩けないくらいだったような…

だから『おうおう、近いなここ近いな近い』と内心ニタニタしておりました。

 

 

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私は記憶上書き人間で、1回見ただけじゃ大した感想を書けないというブログを書くには致命的でとんでもなくしょうもない脳みその持ち主なので、以下小学生の夏休みの日記並の感想となります。

 

『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』を見る上で何が一番の楽しみだったかというと、鳳月杏さんが演じる松倉勝家でした。

松倉勝家についてWikiでちょっと調べたんですけど、コイツ、どうにもこうにもクソな男なんですよ。実質4万石の石高を10万石と見積もって領民に過度な年貢やら労役を課し、年貢を納められない農民・庄屋から妻や娘を人質に取って、藁蓑を着せて火をつけ、もがきながら焼死する姿を「蓑踊り」って呼んでたらしく。

嘘だろ。こんなヤツいるの?。鬼畜にもほどがあるだろ。

さすが江戸時代を通して唯一斬首刑に処せられた大名だけある。

松倉勝家 - Wikipedia

 

そんな鬼と畜生な鬼畜である松倉勝家を、あの温厚そうで優しくふわふわな感じ(あまりよく知らないけどそんなイメージ)の鳳月杏さんが演じるんですよ。わくわくせずにはいられない。

初日映像でちらっと見たとき、8本くらいの線だけで似顔絵を描けそうなあの見た目(こんな書き方だけど全く他意はないのです)がなんだかね、やけにカッコよく見えるんですよ。

いや、鬼畜なんだからカッコいいとか言ってはいけないか。

 

登場してきたとき、待ちに待ってたものだから「ひゃあ、おいでなすった!」とテンションが急上昇しました。記憶上書き人間なのであまり覚えてないんですけど、あの金ピカな衣装からは厭らしさが醸し出されてるし、不遜な感じが渦巻いていて、歪んだギターの響きが悪の雰囲気にマッチしていて。

やっぱりカッコいいんだよなぁ、えげつないほどの鬼畜だけどな。

 

松倉勝家が出てきたときは基本勝家しか見ていません。それなのにあまり記憶がないのが不思議。好きなものってどうして記憶からどんどんこぼれていくんでしょうか?

一番覚えているのは、天草の人たちの反乱を抑え込もうとするけど結局引き上げるしかない勝家が「ひけえー!」と叫んで上手花道をはけていくところ。その時の悔しさゆえの苦々しく歪んだ表情を垣間見てさえも、私は「いやぁ、かっけぇな」と思う始末でした。

あれ、私は全然物語に集中していないのでは? 勝家の姿を見たいだけになっている。

…うん、そこは否定できないかもしれません。

 

勝家以外の話も。

四郎と天草の人たちが『メサイア』を歌っているとき、明日海さんが涙やら鼻水やら唾液やらで顔がもう洪水のようだったんですけど、それだけに四郎の求心力の強さとみんながひとつになって感情が昂ぶっていく様が圧倒的で、胸の奥のくいっときつく掴まれたようになりました。あれはぜひ真正面から見てみたいです。ただそんなお席のチケットは持っていないな。

 

それから、階段で天草の人たちが幕府軍にどんどん殺されていくところ。城妃美伶さんと舞空瞳さん姉妹を銃で撃とうとするヤツが視界に入ったあたりから、もう涙が止まりません。泣ける話らしいと小耳にはさんでいたのに、持参していたハンカチを手元に用意しておかなかったのが失敗でした。止まらないよ涙が止まらない。

東京で見る時は絶対に手元に用意しておこうと固く誓いましたよ。でも2回目以降も泣くだろうか?

 

敵方にもやむにやまれぬ事情があるのだからそっちの気持ちに寄り添って物語を見てみようかな、というのはよくあることですけど、松倉勝家に関してはそんなことしてやるものか、オマエの事情なんでクソくらえじゃ、となります。

それなのになんでこんなに気になるんでしょうねぇ。

 

うすうす気づいてはいるんですけど、私はいま鳳月杏さんにハマっているようなのです。

芹香斗亜さんといい鳳月杏さんといい、私の好きなタイプとは真逆のお顔なんですよね。それでも好きだな気になるなと思うのは、舞台での立ち居振る舞いはもちろん、舞台をおりたときに話す内容や話し方、要は彼女たちの舞台人として、人としての魅力に触れてしまったからなんだろうな。鳳月杏さんに関してはこの前見た男役道でダメ押しを食らった感じです。

宝塚のことなどよくわかっていないような、にわか者のこんな私でも気づくくらいですから、きっとお二方には私が思う以上にもっとたくさんの魅力が詰まっているんだろうな。

まだ私がたどり着けていない、そんな素晴らしい部分をこれからもたくさん知ることができたらいいなぁと思う次第です。

 

…とかなんとか書いたけど!

あんまり賞賛しすぎると嘘っぽくなるし、くさい言葉を書き連ねてんなぁと自分で突っ込みたくなるし、うぜぇって思われそうだからここらへんでやめておきます。

夜中に書いてる文章だからね、明日読み返したら確実に顔から火が出るね。

 

 

メサイアは東京公演も何回か行けそうなのでとても楽しみにしています!

『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』は別の機会に書けたらいいなぁ。