あの人が好きらしいことに気づいた。
気づけば最後にブログを書いたのは2018年の10月。しょうもない妄想記事だった。
あれから1年以上。私はブログをさぼっている。理由は特にない。
1年以上の間私が何をやっていたかといえば、相変わらず宝塚を見ていた。だがそれが何だというのだ。
唐突な報告であるが、最近ようやく私はジェンヌさんたちのことを愛称で呼んだり書いたりできるようになった。
その昔、私はこんなことを考えていた。
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読み返すと実にアホくさいしなんだか気取っているな。しかしまぁそれはどうでもよくて。この時こう考えていたのは事実である。遠く美しく忌々しい思い出として心の隅に隔離して時々こじ開けて恥ずかしがるのもまたよし。
芹香さんのことはキキちゃんと呼ぶし書くし、鳳月さんのことちなつさんと呼ぶし書く。
慣れた。
もうだいぶ慣れた。
昔の記事を読み返していたらまた何かを書きたくなりひさびさにここにいます。
最近気づいたことがある。
私はどうやら真風が好きらしい。
真風とはもちろん、あの宙組トップスター真風涼帆である。
私が「神々の土地」のポスターを見て、本気で男が紛れていると思ったあの真風だよ。
「天は赤い河のほとり」でキキちゃんにハマったせいか宙組はキキちゃんを見に行く感じになってしまっていたが、いやいやどうして真風もなかなかよい。当たり前だトップ様だよ。口を慎みなさい。
真風を見るたびに思い出すのです。「神々の土地」を見に行ったときに、パレードで真風が私に視線ロックオンしてきたことを(ほぼ妄想)。
過去記事貼りまくる。
あの経験が私の感情のコアな部分にずっと取り憑いていたようです。
あの瞬間、私は真風に落とされていたのかもしれない。潜在的に。
私はハマると猪のようになってしまう。そこしか見えなくなる。
ラムセスでキキちゃんにハマったときは頭の中は「芹香芹香芹香芹香芹香斗亜斗亜芹香斗亜芹香斗芹香斗芹香芹香キキちゃんキキ」となっていたし、松倉でちなつさんにハマったときは「鳳月鳳月ほ・う・づ・き・あ・ん鳳月鳳月ほうづき鳳月鳳月鳳月鳳月ちなつ杏」となっていた。
そのアホみたいな熱狂が最近落ち着いてきた。それは確かである。
常に200%でいると疲れちゃう。
体と心がもたない。体が弱くて風を引きやすいタイプなので。そんなの関係なかった。
だが決して二人への熱がさめたのではない。決して、ない。
アクアヴィーテの『When a Man loves a Women』を歌うキキちゃんはメチャクチャかっこよいし素晴らしいし真風が好きとは言っても結局このときはやっぱりキキちゃんをオペラロックオンしているし、なんだかんだ通った鼻筋と犬歯はよきものだし単純に顔が好きで、でも、エルハポンのアレハンドロが「窓から顔を出すな!」と叫んだあと何も始まらずにそのまま舞台が暗転しちゃって「え、何も起きんのかいっ!」と毎回ツッコミを入れたくなる微妙な展開にキキちゃんが中心にいるのがなんとも愛しき。キキちゃんだからあそこ好き。エルハポン嫌いじゃない。3回見たけどチケットがあと2回分あるのが嬉しい。
ちなつさんは何をやっても役にハマるし隙がない芝居巧者だし主役を張ったらあの足長スタイルお化けと「見ました?出島小宇宙戦争の先行ビジュアル!イケメンすぎやしませんか?」というあの佇まいを生で体験する機会をみすみす見逃してはならぬ、と目を三角にして出島の先着やら一般に手に汗を握りながら(抽選など当たるわけがなかった)、実際は手に汗を書いていては画面タッチし損ねるかもしれんと汗を拭き拭きしながら参戦して執念でチケットをもぎ取り、2回分あるのが嬉しい。
別に二人にさめてはいないが落ち着いてしまった瞬間に、あらぬ方向から存在感を顕にしてくる者がいた。
それが真風だ。真風降臨。
私が真風を好きな理由。それは「可愛い」からだ。
可愛いからだ。
真風が「ゆりかちゃん」だからだ。
いや、舞台上の真風はイケメンだし、スーツ姿が似合いすぎてカッコよすぎるし、銀橋で正面から真風が手を広げて迎えてくれたらそらまどかちゃんも嬉しいやろなぁと思う。私としては「可愛い女子は正義」だからまどかちゃんが真正面からトコトコと走り寄ってきたら天にも昇るくらい嬉しい。両手で包み込んであげたい。女だけど包み込んであげたいです。ただ、まどかちゃんには丁重にお断りされるだろう。いいなぁ、真風。真風がうらやましい。
まどかちゃん、ホント可愛くて好きです。突然の告白。
今はまどかちゃんではなく「ゆりかちゃん」の話をしていた。
我が家では毎月さんぜんよんひゃくえんくらい払ってスカイステージを見ている。正直きつい。解約しようと思うこそしばしば。でもね、やめられない。あれはジェンヌさんの素の表情を見られる貴重なツール。会にも入っていなければ、コミュ障で人見知りでオタク、というかオタクの自己顕示欲怖えぇって思っちゃうタイプだからオタクが集まって他のオタクの品定めをしてそうなお茶会(偏見が過ぎる。きっとそんなことはないにちがいない。ただの天国にちがいない。そんなこたぁわかっている)にも行ったことがない私には、スカイステージはありがたいものなのだ。
私は真風がキャッキャしながら笑う姿が好きだ。
そして笑うときに見え隠れする歯が可愛い。歯に言及する私は気持ち悪いかもしれぬが言います。言いますけどね、歯がね、ちっちゃくて見え隠れする歯茎とのバランスがよいんですよ。私的に良いんですよ。だから真風が笑う表情がとても好きなのです。
もうね、笑う「ゆりかちゃん」はただの無邪気な女子なんですよ。
すごく可愛い。そのことに気づいてから私には真風がもう女子にしか見えない。可愛い女子にしか見えないんだ。いや女子なんだけど。
しかし、ようやくキキちゃんとかちなつさんとか言えるようになったのに、なぜか真風は「ゆりかちゃん」と言えぬ。
「ゆりかさん」なら言えるのだろうが、私としては真風は「ちゃん」を付けたいくらいの可愛さなのだ。あれは「ゆりかさん」ではなく「ゆりかちゃん」でしかない。だから「ゆりかちゃん」と呼びたい。なら呼べよ、勝手に呼べばいいじゃないか。
でも、恥ずかしい。なんだか恥ずかしい。
かと言って呼び捨てもどうなのか? ここでようやく出てきたそもそもの話。失礼極まりない。ここまで呼び捨てで不快に思っていた方々すみませぬ。
でも真風がしっくりくるんですよね。だって見た目が男並のイケメンすぎるから、真風って言いたくなる。真風がしっくり。
ちなみに瀬央は瀬央がしっくり。突然の瀬央登場。
「しっくり」がゲシュタルト崩壊起こす寸前。
今日も真風と「ゆりかちゃん」がせめぎ合っている。
だからなんだというのか。